■波形で見るEWI3000m
■序言
テクトロニクスのオシロスコープを導入しましたので、さっそくAKAIのアナログシンセEWI3000mのライン出力の波形を見てみました。
ちなみに、エディットされたりマニュアルをじっくり読まれた方は何となく分かると思いますが、VCOやらVCFやらVCAのパラメータにより波形はリアルタイムに変化してまして、たまたま私がサンプリングした一瞬を表示しているにすぎないので、この波形がずっと流れ続けるというような誤解だけはしないでいただきたいです。

本当は波形の変化の様子を動画で見れればいいのでしょうけどね・・・ウインドシンセの波形出力はマジで生きてます。

■S01 T.STRUT

鋸歯波系ですが、吹き込み息に合わせて鋸歯波っぽい波形の溝が深くなります。

■S02 CATWALK

鋸歯波系ですが、S01と波形が似ていてびっくりしました。もっと矩形波っぽいのかな、と想像していたのですが。

■S03 FEEDBACK

2つの鋸歯波がきれいに重なって見えますが、測定時はぶれまくっていて、なんだかよく分からない感じです。シングルスイープさせてみてびっくりしました。

■S04 PRICKLY

吹き込む息を強くすると、尖っているところが一気に大きくなります。

■S05 PASSION

矩形波系の音ですね。小さい方の山が吹き込む息に合わせて大きくなります。

■S06 FANTASIA

音も得体の知れない感じですが波形も得体の知れない感じです。

■S07 BRUTE

鋸歯波ベースなのでしょうけど、結構倍音が混じっているので時間軸の波形では何とも(汗)

■S08 QUACK

吹き込む息で三角波っぽい形から結構変わります

■S09SILKY

息が弱い(&VCOの変調が少ない時)と三角波の素直な波形になっています